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2009年4月11日土曜日

段子川の鯉・・・


段子川をご存知でしょうか?冨塚町から佐鳴湖へ流れ込む川です。舘山寺街道を市役所間通っている方であればたいてい知ってると思います。僕は、この近くの高校へ通っていたので、昔から知っていましたが、ドブ川と言うイメージでした。そこの段子橋から川面を覘くと鯉や鮒が身近に泳いでいます。それが結構品の良い風格と風情で見る事ができます。普段は推進50㎝程度ですので、尾ヒレを川面から少し出して優雅に泳いでいます。渡り鳥も結構居てニュージーランドの居住地の様です。なんかドブ川と呼んでしまうのは失礼な気がして・・・ひょっとしたら自然の宝庫かもしれません。自然の生業というのは偉大な気がします。きっと誰かが意図的にそうしたのだと思いますが、最近富に関心しております。我が国は『100年に1度の不景気・・』っと誰かが言ってました。正直そうだと思います。それにしても・・・ここぞと大型予算を計上するようですが、その原資は恐らく消費税の料率上げと赤字国債の発行となると思います。いったいこの予算と国債の償却は、誰がするのでしようか?人の人生を白紙委任状で弄ばれて良いのでしょうか?今日日の若い子たちは、車も結婚も仕事の責任も興味が薄いと言いますが、こんな時代にどうしろと言えるでしょうか?親が子供を食い潰し、子供が親を食い潰す・・・金融機関は、自分たちの利益だけ追及して、責任も取らずに公的資金(税金)をよこせと喚き・・金持ちは、外国へ帰化して税金は払わず何食わぬ顔して日本で暮らして・・・いい加減な借金をした人は、破産して知らん存ぜぬ・・この全ての付けは全部日本に居る若者が後世被る事になるのです。皆さんこれで良いのでしょうか?どんなに組織を変えようと・・どんなに予算を組んでも・・この国自体が人として信用できる国にならなければいづれ近いうちに破たんするのではないでしようか?国民ひとりひとりが安心して税金を払えるようになってく時代にしていく事が次の世代へ繋げる人々ではないでしょうか?
本当に今は、その人の損得だけで日本の国富を食い潰しているだけの様な気がします。税金がなければ毎日の暮らしはできない事は誰しも解っている事だと思います。払っても払っても食い潰していくこの国も悲しいですね・・・ほんとに悲しい国だと思います。段子川の鯉は、決して損得で明日の食いぶちまでも食べていません・・・・・僕は本当にこの日本と言う国が好きです・・税金は払って・・言う事は言おうと思います。

永井龍雲 『悲しい時代に』 ・・・・・

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